いつも何度でも

日記

2024.1.5(金)
「いつも何度でも」

チーズトーストで朝ごパン。

休日のおやつは、お年賀に姉夫婦からいただいたチョコケーキ。

朝のお供に選んだCDが、2枚ともブルーのジャケットだった。
エディ・ブリケル、そして岩城里江子さんのアコーディオン。

偶然だなと思ったのは、夜にテレビで『千と千尋の神隠し』が放送されていたこと。
岩城さんと親交のある玉井夕海さんが、リン役で出演されている。
台詞を覚えるほどに何度も観たけれどそれでも、
千と千尋は毎回新しくて、
毎回懐かしい。
心に何かをチクっと刺してゆく。

この作品が公開された年の1月、
大学時代の親友が亡くなった。
卵巣ガンだった。
彼女は、結婚したばかりだった。
テレビやラジオやあらゆる所から聴こえてくる、主題歌の『いつも何度でも』の歌詞が、私に巻き付いて離れなかった。

“生きている不思議 死んでいく不思議”

何故彼女は亡くなって、
何故私は生きているのだろう。

偶然でしかないなら、それも残酷だ。

写真は、6~7年前、伊根の舟屋で玉井さんの歌を聴きにいった時のもの。
とても、良い夜だった。

“かなしみは数えきれないけれど
その向こうで きっとあなたに会える”

やっぱりまだ、
思い出す感情はあるけれど、
良い時間を重ねて毎日を過ごせばその先に、
またいつか亡くなった彼女と会えるような気がしている。

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